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  • 2017.08.26 Saturday
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    マナスル、ツームバレーの生き物たち

    最低標高Arughat 606mから

    最高標高Larkya La 5135mまで

     

    働く動物と言えば

    1000mくらいまでは水牛

    3000mくらいまではラバ(働き者のロバと力持ちの馬の掛け合わせ)

    5000mくらいまではゾ(獰猛で高地に強いヤクと穏やかな乳牛の掛け合わせ)

     

     

     

    標高2000m付近の崖を横切る道である。

     

    2年前にも歩いた記憶があった。

     

    足元が悪い、道幅が15cmしかない緊張する上り下りする道だ。

     

    その時、荷物を背負ったラバが足を滑らして谷に落ちてしまった。

     

    まだ生きていたが、人間の手によって大きな石がラバの頭に落とされた。

     

    即死だった。

     

    荷物は人間が背負った。

     

    ラバは苦しまずに死んだのだと思った。

     

    今年も事件が起こってしまった。

     

    それはラバ自ら生きることを辞めたのだった。

     

    ラバは座り込んだまま動こうとしなかった。

     

    人間がいくら鞭打っても、石を投げつけても、怒鳴っても動こうとはしない。

     

    疲れ、恐怖、落胆、ラバは生きる望みを完全に失い、覚悟を決めているようだった。

     

    荷を解いて人間が担いだ。

     

    ラバは突然老け込んでしまったように見えた。

     

    静かに目を閉じて首を地面に落とした。

     

    僕は思った。

     

    いつでも道はある。

     

    その道を歩くのを辞めてしまうことは、歩く道がなくなるということは、生きることを辞めてしまうことなんだなと。

     

    僕は後ろを振り返り、そして前を振り向いて歩き出した。

     

    もっと、もっと前に行ってみたいと思った。

     

     

     

     

     


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      NHKおはよう日本に出演

      動画 YouTube     (2013 LA ULTRA THE HIGH 222km at RYOICHI SATO)            2013年、8月3日

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