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  • 2018.05.08 Tuesday
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    11回目のスパルタスロン

     足底筋膜炎の為に80キロ 第一関門のコリントスにて関門の2時間前に自主リタイヤしました。
    応援して下さった皆さん、不甲斐ない結果で申し訳ありませんでした。
    しかし、いい出会いも有りましたので、簡単に感想を書かせていただきます。
    パルテノン神殿
     明け方の4時にチェックイン、初めての参加者を引き連れてアテネ観光をする。総勢6人、竹田くんは2回目久々と言うことで参加、木曽くん 田中くん 中山くん 中谷くん 毎年同じコースを歩いて散策しているから時間通りにスパルタの受付まで戻ってこられた。

    スパルタの受付
     選手とも受付スタッフとも11回も出ていると、嬉しい笑顔が返ってくる。しかし今年はロシアのアレックス オーストリアのマルクス ドイツのジャン 日本人でも大滝さん 川村さんなど10年以上連続して出ていた仲間の姿がなく、寂しい思いをした。
    近くのスーパー
     日本人の参加者が70人程で参加国で一番多く、他国と違って今年も日本人用のホテルが用意された。交流が深められない事が残念である。受付を済まし、ホテルの近くにあるスーパーマーケットで早くもワインなどのお見上げを済ませてしまう。
    パルテノン下
     スタート前、ライトアップされたパルテノン神殿である。いよいよ始まるんだ。何故かこの時は全く不安は無かった。長年の自信だったのだろう。実際には不安材料があったはずなのに・・・。

    ブラジルのヌネス
     何時も仲良くしてもらっている。今回は彼が優勝候補の筆頭に挙げられていた。過去にスパルタを優勝しているし、やる気満々が漲っていた。

    スタート前
     仲間と記念撮影、後にそれぞれスパルタを目指した。


    20キロ
     予定通り1時間50分にエルフシナを通過した。古代の大きな街道の交差点であり、その遺跡前では毎年多くの学生達が授業の一環として盛大に迎え入れてくれた。
    40キロ
     メガラの街を通過、3時間39分、予定通りだがペースが急に落ち出す。西村くん 田中くん 中山くん 瀬沼くんに抜かれた。更に前に、木曽くん 竹田くん 亀井くんが走っている筈だ。
    癸隠哀┘ぅ
     足底筋膜炎が痛み出したのである。
    春のさくら道ネーチャーラン250キロの残り60キロまで3位を狙おうかと言う時に右足のふくらはぎが肉離れを起こしてしまい、何とか28時間台の9位に潜り込んだはよかったのだが、その後遺症が足の裏に残ってしまい、7月の御岳100キロトレイルで完全に足底筋膜炎という大変厄介な怪我へと悪化してしまったのである。いくら僕が痛みに強いからといっても、この足の裏が千切れそうな痛みと、この先の事を思うと、完走は愚か二度と走れなくなるのではという恐怖には立ち向かえそうもなく、2時間の関門制限時間を残していながら、コリントス80キロで無念の棄権をしたのだ。
    マレンドラニ100k
     悔し涙を何時までも流してはいられない、一人でも多くの人にランナーを完走させるために、サポートチームに加わり、必要とあらばマッサージをしてあげた。既に中谷くん 間庭さん 亀井くんがここマレンドラニでは酷い脱水と下痢の為にリタイヤとなった。
    ネメア
     日本のサポート隊に差し入れをしてくれた地元のお母さん、干し葡萄の味は何時までも記憶に残るだろう。天下のギリシャ ネメアワインの糖度の高い葡萄だ。
    ネメア2
     時間と痛みとの格闘するランナーの姿を見ていると羨ましい気持ちでいっぱいになって来る。スパルタはマゾの集団に違いない。痛みと苦しみを楽しいものと捕らえてる節がある。先はまだ長い、痛みも苦しみも更に佳境となる。やがて雨が降り出し、かなりの大雨になった。
    リルケア
     ここのスプラキはドライヤーで火を起こしている。その良いにおいに誘われて、2005年の時に疲労困憊してたのに堪らずスプラキを食べたのを思い出す。スパルタのランナーから代金は受け取れないと有りがたく頂いたが、胃が弱っていた為に走り出して直ぐに吐き出してしまったのだ。今度はちゃんと御代を払い最高の串焼きをいただいた。
    リルケア2
     初めての参加者にはこの先の道程と走り方や、気持ちの持ち方と掛かる時間迄ベテランならではの観点からアドバイスをし、マッサージを施した。ここから1200mのサンガス山を越えて、ネスタニに向かうのだ。この山越えで別人の様に疲労困憊した姿で現れるのである。
    ネスタニ172k
     午前2時に着いた。まだ10人程しか通過していなかった。ここ3年間はちょうど今頃の到着だった。 驚くことに木曽くん 田中くん が初参加でありながら日本人1位2位で既にテゲア189キロに向かっていた。
    ネスタニ2
     まだ着替えられてなかったから例年ほどではなかったものの、ネスタニの冷え込みは辛かった。
    西くんのマッサージを20分位しっかりとしてあげた。今回は彼女がサポートに参加していた。おそらくゴールでプロポーズをするはずである。「がんばれ、西くん。」
    テゲア
     朝8時、30時間以内を目指すランナーの姿は既に無く、完走目的のランナーは1・2時間で姿を現すだろう。今はのどかな朝のテゲアのメイン通りである。幹線道路から離れていて宿も無い静かな、そして11年前から何一つ変わらぬ田舎街である。
    テゲア2
     そんなテゲアにも嘗ての繁栄した足跡が残されている。世界遺産でも無く、観光地でも無い。

    テゲア3
     背の高い男性が近寄ってきた。「何故ここにいるんだ」と言われた。「リタイヤをした」と答えると彼は、「何故なんだ、いったいなにがあったんだ」と心配してくれた。上手く伝えられずにいたら、「わたしは2000年から君を見ている」2000年は初参加だったが、コースミスをしてしまいネメアでタイムオーバーのリタイヤをしていた。テゲアではリタイヤバスから降りて、影の方で落ち込んでいた。通り過ぎるランナーの姿をただ目で追っていたのだ。「君は翌年に見事完走した。痛々しい姿を俺は知ってるよ」関門ギリギリのラストランナーだったのだ。涙がこ溢れてきた。「この3年間で君は30時間以内でゴールするスーパーランナーになったのも知ってるぞ」と、「解った、来年は夜明け前に必ずテゲアに来るから」と約束した。名前は尋ねそこねてしまったが涙をふき取りガッツポーズである。
    テゲア4
     亀井くんは昨年に走りながら撮ったスナップ写真を配っていた。全てが手渡ることは無かったが、いい事をしてるなと関心している。「あー、これは私の息子だわ・・。」
     ヒーローモニュメント手前では、田中 西村 中山の順に500m間隔で走っていた。3人は今年の熱帯夜の中、共に東京から小田原間80キロを毎週走ってきた仲間である。3人一緒のゴールが期待できそうだ。
     残り20キロの長い登り坂では竹田くんの姿、前回の初完走はタイムオーバーではあったが、最後のスパルタ入口のエイドをパスすると遅れても完走扱いにしてもらえる。おまけではなく今回は日本人2番目の見事な走りである。
     残り10キロ付近では、パトカーに先導された木曽さんの姿、勿論日本人1位の見事な走り、同室の竹ちゃん 木曽っち もしその中に僕も含まれていたら天にも昇る気持ちだったことだろう。
    ゴール
      運命的な3人の完走に目頭を熱くした。
    ゴール2
     西くんのプロポーズはお預けの様子です。
     彼女は流石にスパルタの完走を目の当たりにして二度惚れの涙をながしてました。暫くして「いったい何時プロポーズをするの」とぼやかれてましたが・・・


    スパルタの表彰式1








    レオ二ダス


    スパルタの昼食会1


     パーティ中にトイレに行った時である。出てきたら3人の男に立ちふさがれてしまう。その中のノールウェイのイベンスが「お前はスパルタでは有名だ、いったい何が起こったんだ」と皆で心配していたのだ。言ってることは理解できたがしゃべれない、その気持ちと悔しさが湧き上がり彼達の胸の中で泣き崩れた。世代交代かと寂しい気持ちもあったが、こんなにもスパルタで愛されていたのかと想うと嬉しくてたまらなかった。


    トラックのスト


    エギナの蛸


    イカとチーズのフライ




    マラトンの丘


    アテネマラソンのスタート地点




    日本がおかしい


    古いオリンピックのメダル


    スパルタ コーナー



    マラトンの表彰式


    完走者 400人中 128人






    2011
    12回目のスパルタスロンが待ち遠しい。



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      NHKおはよう日本に出演

      動画 YouTube     (2013 LA ULTRA THE HIGH 222km at RYOICHI SATO)            2013年、8月3日

      著書 「なぜ走る」 佐藤良一

      購入先 http://docue.net/archives/event/ nazehashiru_shop

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