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    幸福と言われる国

     私は兼ねてから、幸福な国の代名詞と言われる以前からのブータン王国に、何時か訪れてみたいと思っていました。

     30年以上の昔、まだ学生時代の頃、ブータンは殆ど知られてはいませんでした。

     「チンプーが首都だよ」と教えると、「そんな事を知っていても何の意味も無いよ」、といわれてしまう程度です。

     写真で見る限りヒマラヤの白く輝く雪と氷の山々に囲まれて、厳かで、魅力的な文化と生活が営まれている、と思っていたからです。

     訪れてみたい夢は未だに持ち続けています。

     だからもっとブータンを知りたいと思い、話を窺がいに行ったり、調べてみたりしています。

     そして何時か、自分自身の目で確かめてみたいのです。

     インドも、ネパールも、その他の旅した国は何処も噂通りのところでした。

     はたしてブータン王国は噂通りの国なのでしょうか、そのチャンスは手にできてはいません。

     「ブータン国旗」の画像検索結果

     私は高校生時代から山登りをするようになり、何時かはヒマラヤの山々を歩きたいと思っていました。

     そして55歳、ヒマラヤを歩き、または走った回数は20エリアを超えています。

     これまではネパール、ラダック(インド)、ムスタン(ネパール)のトレイルランニング大会で走り、またはトレッキングを楽しんできました。

     今年はインド北部のザンスカールを歩きます。

     インド北東部のシッキムにも何時かは、そしてブータンも歩きたいと思います。

     これらのエリアはブータンを覗き、チベット系民族の、克てては王国でした。

     それは何故なのでしょうか?
     
    「ムスタン王国の国旗」の画像検索結果ネパール国旗(ミニフラッグ)「シッキム王国国旗」の画像検索結果「ザンスカール王国国旗」の画像検索結果「チベット国旗」の画像検索結果「バングラディシュ国旗」の画像検索結果

     2013年、ブータン新国王のワンチック王が日本を訪れました。

     それはインドに次ぐブータン支援大国だからです。

     当然、スピーチでは日本を褒め抜きました。

     日本国民は、幸福な国、国民の殆どが「幸せです」と応えるブータンという夢のような国があることを知りました。

     私のブータンを訪れてみたい期待度は高まっていました。

     

     はたしてブータンは本当に国民の殆どが幸福なのでしょうか。

     確かに僅かな不幸せな国民は居るはずですが、それは何処の国にでも存在する幸い中の不幸、病気や天災などが原因です。

     世界一幸福な国、ブータン王国について更に知りたくなりました。




     ブータン王国はインドと中国と接し、ネパールとバングラディシュが直ぐ近くにあります。

     インドとネパールからはヒンドゥー教徒が、バングラディシュからはイスラム教徒との交流があります。

     中国とはヒマラヤに阻まれ、中国とは言ってもチベット人が住むボーダーラインなので漢民族の異教徒からの影響はなかったと思います。

     

     1986年、ブータン王国は国籍法を変えます。

     いよいよブータンが動き出したのです。

     国勢調査をし、ブータン北部のチベット仏教徒たちの伝統衣装である「ゴ」を日常で着ていなかった国民を不法入国者とみなし、非国民として追放したのです。更にブータン人犯罪者も含みます。

     つまり、幸せな国造りには異教徒が邪魔になったのです。

     その数、全ブータン人口64万人に対し13万が異教徒でした。

     追放された多くはブータン南部で農業をし、道路建設などのブータン発展のために働く主要な人たちだったのです。

     ネパールは世界最貧国の一つです。

     私の大好きなラダックでも土木建設に携わるのはネパール人です。

     ネパールの働き手は少しでも高い賃金を求め、国外に流出しているのです。

     その多くはネパール人の出稼ぎ家系であり、ヒンドゥー教徒でした。

     彼らの力なくしてラダックも、ブータンも、シッキムも発展はなかったのです。




     1989年、本格的な国家総合政策により民族浄化運動が始まり、ヒンドゥー教徒に対しての暴力運動が行われ、それにより国外へと逃げ出しました。

     それは何故か?

     
     隣りの国だったシッッキム王国がインドに併合されていました。

     労働者だったネパール人が増え、力を持ち出したからでした。

     この混乱を沈めるにはインドに頼るしかなかったのです。

     
     そしてブータン国王が尊敬する日本。

     経済発展により美しい文化が壊され、日本独自の美しい心まで失い、自国らしさを失った不幸な国。

     と、ブータン政府は日本を捉えました。

     日本にはまだまだ美しい文化や生活、自然は残っているのに、政府の姿勢は進んでは行けない方向に進んでいる。

     そこでブータン政府は自国の平安のために、「ちょっと待てよ」と考えました。

     それが民族浄化なのです。

     現在の幸福ブータン形成には、13万人の涙の上に成り立ったのです。




     難民達はどうなってしまったのでしょうか。

     彼らは無国籍者としてネパールにある7つの難民キャンプで生活しています。

     国籍がないので自由はありません。

     彼らは小さなコロニーで人知れず農業などをして生活しています。

     この事実を外に知られないように、ブータンとネパールとの二国間問題として伏せられていました。。




     日本の外務省のHPによると、国際情勢 ブータン GNH(国民総幸福量の国) 世界一と書かれていますが、難民の存在については書かれていません。

     アメリカでは、既にこの事実を知り、ブータンからのネパール無国籍難民を受け入れて始めています。


     
     
     そして、近代化の波はブータンの素朴な生活を奪いつつあり、ブータンの中心の街チンプーのバーには若者がたむろし、酒やギャンブルを楽しんでい
    ます。どこの国にでもある夜の街の風景らしいです。


     
     
     良いことばかり見聞きし好きになることは危険です。必ず欠点や欠陥はあります。その上で好きになることが必要です。欠点万歳!

     
     

     
     結論。

     
     色々ありますが、どこの国も人も必死です。
     
     
     私にとってのブータンは、チベット仏教を信仰し、深い山々に囲まれながら多くを求めず、ささやかな幸せを求め楽しみ、一生を終える生活がまだまだ沢山残るブータンが大好きな国になることは間違いなさそうです。

     
     
     
     

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